2010年2月2日火曜日

12.3 化学療法を選択

12.3
考えた結果を先生に報告する日だ
いろいろと調べたり考えた結果抗がん剤治療を選んだ。

1.脈管侵襲しているので転移リスクが高い
 (セミノーマの場合数年後再発するかもしれない)
→これから半永久的に不安を抱えることに対して
 本当に潰されそうだった。少しでも楽になりたい。
2.全身を回るので放射線より転移リスクが下がるかも
 (あくまでも素人判断であるが・・・)
→先生の意見でもあるが異論は全くなかった。
3.泌尿器科学会が出している2009年度版精巣腫瘍の本に
 有効性の記述があった。
→これはBEPやEPではなくカルボプラチンについて
 放射線と同等の効果が見込めるとの話

以上よりカルボプラチンでやってみたいと先生の話した。

先生は
「選択は良いと思う。補助療法で1クールとなる。
 ただ、この病院ではカルボプラチンの実績が無いので
 化学療法作業部会に諮る必要があるので来年になる。

 カルボプラチンなら単回投与なので外来で約2週間。
 EPなら初回1週間入院。後は通院で合わせて3週間。
 これはシスプラチン(P)は腎毒性が強いので、大量の
 輸液を点滴しなくては行けない。BEPの場合ブレオ(B)の
 肺毒性が強いのでそこまでやる必要は無いと思う。

 この3種類の副作用及び効果は
  BEP>EP>カルボプラチン
 と考えてもらって良いと思う。またカルボプラチンの
 有効性は最近の限られた資料しか無いので、晩発等は
 わからない。」

 もう一つ大事な質問をした。
 「精子はどうなりますか?」
 その答えは
 「1クールだけだし恵まれた人は沢山いる。ただ不任に
  なる可能性は無いとは言えない。不安なんだったら
  凍結保存を考えた方が良い。
  ここでは保存していないので自分で見つけても良いし、
  時間貰えれば調べておくよ」

とにかく希望はカルボプラチンで、今迄凍結保存を良く
考えたことも無かったがこの病気の諸先輩方のブログ等を
拝見する限り後戻りはできなくて・・・との記述があった
だから先生に調べてもらうことにした。

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