ドキドキしながら8:30に病院へ行く。
この3日間で色々調べてみた。
精巣腫瘍はガンの中でも比較的予後が良いらしい
とても進行が速いらしい
手術はそんなに大変じゃないらしい
とポジティブに考えながら、あまり落ち込む暇は
無かったのが幸いだった。
朝病室に通されると、まず輸液の点滴が始まり、
手術着に着替えた後すぐに毛を剃られた。
もうまな板の上の鯉とはまさにこのことで、既に
恥じらい等感じている余裕はなかった
そのうち先生がきた。
「緊急手術なので手術室の空いたときにやる。
だから何時にやるかわからないけどまってて。」
「麻酔は全身麻酔でやります。腰椎だと耳が
聞こえるから心配でしょ。」
「これで取ったら精子は半分になります。でも
すでに機能していないので関係ありません。」
これくらいしか憶えていない。
13:50頃看護師さんがいきなり14:00からやりますと
ストレッチャーを持ってきた。えっいきなりですか
と言った感じだったがもう任せるしか無い。
そのまま手術室へ運ばれ、術台にのせられ、
麻酔の手順を説明された。その手順通り、意識を失い
気がついたら病室のベットだった。
不思議と痛みがあるかないかわからない状態で
身体が動かない。酸素マスクが邪魔で苦しい。
後で聞いた話だが酔っぱらって記憶
飛ばした状態だったらしい・・・
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